若手研究者委員会

グローバルロボットアカデミア(GRA)は、単なる研究活動の場としてだけでなく、教育拠点としての取り組みも担っています。本拠点ではその設立以来、博士課程学生の実務能力を育成することを目的に、拠点に所属する若手研究者を研究活動に限らず拠点運営にも参加させる制度を取っています。博士課程に在籍する学生で組織・運営される「若手研究者委員会」を足場として、拠点の運営業務や GRA 主催・共催イベント、アウトリーチ活動などの多くが支えられています。また、若手研究者委員会は、多様な人材が交流し互いの知識を深める場としても機能しています。以下に、若手研究者委員会によって実施されている活動をご紹介します。

  • 月例会の実施

若手研究者委員会の主な役割は,拠点運営に関する業務や広報活動、イベント等の企画・運営と自主ゼミやスキルアップセミナーなどの研究活動です。これらの活動を若手研究者委員会の中で分担し、円滑に進行するための議論の場として、若手研究者委員会では定例ミーティングを毎月開催しています。月例会を中心とする拠点運営活動は,直接の研究成果となるものではありませんが,研究活動と両立して活動することは,卒業後に社会人として求められる実務能力やコミュニケーション力,自己管理術を身につけることに役立つと考え,メンバー各々が積極的に取り組んでいます。

  • RTフロンティアの運営

「RT フロンティア」(RT(Robot Technology) フロンティアの略称)は、「人とロボットが共生する社会」の実現に向け、早稲田大学で研究開発されてきた人間支援ロボットを広く一般の方々に知っていただき、身近に感じてもらう拠点として開設されました。詳しくは、拠点活動>活動>RTフフロンティアをご覧ください。次回の開催については、お知らせ>イベントをご覧ください。

  • 新しいロボット学の教科書「RTPedia」の製作

RTPedia は、ロボット技術を整理し体系化することを目的としたWiki形式の新しいロボット学の教科書です。RTPedia の整備は、主にグローバルロボットアカデミアに所属する若手研究者の授業の一環として行われており、研究の最新成果を掲載するように活動を続けています。詳しくは、拠点活動>活動>RTPediaをご覧ください。

  • 学術シンポジウムや研究会、成果報告会などの運営

若手研究者の知識の幅を広げ、研究の活性化を図ることを目指し、学術シンポジウムや研究会を開催しています。また、グローバルロボットアカデミアの活動成果を一般に公開するための報告会も開催しています。一般公開しているイベントは、随時、お知らせ>イベントに掲示しておりますので、詳しくはそちらをご覧ください。

  • 研究室見学会の運営

グローバルロボットアカデミアでは、研究室見学会を、オープンキャンパスやシンポジウム・RTフロンティアなどのイベントに付随して開催したり、学外機関から依頼を受けて実施しています。一般公開の研究室見学会については、お知らせ>イベントでお知らせいたします。研究室見学会をご依頼の場合は、お問い合わせ用メールアドレス(WASEDA-ROBOT@list.waseda.jp)宛にご連絡ください。

  • ニュースレターの発行

グローバルロボットアカデミアの活動を発信する「ニュースレター」を年に3,4回発行しています。お知らせ>ニュースレターに掲載しておりますので、ぜひご覧ください。

  • 研究者としての自立・成長の支援

グローバルロボットアカデミアでは、博士課程学生の研究者としての自立と自発的成長を促すために、若手研究者委員会に所属する学生の各種研究費への応募を推奨し、支援を行っています。この取り組みは,若手研究者が自身の研究を 1 つのプロジェクトとして,研究費獲得から成果の創出まで総合的に管理・実施する経験を積ませることに繋がっています。研究費の獲得は 10 件/年間程度となっており、若手研究者の活動が活発化しています。詳しくは、拠点活動>業績をご覧ください。

西早稲田キャンパス前にて

早稲田のロボット達とともに

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