FLASH NEWS of GCOE

  • 「グローバルロボットアカデミア若手研究者委員会の発足」と「GRAの活動継続」のご報告

(藤江研究室博士後期課程2年山崎望)

まず,皆様のご支援のおかげにより,「文部科学省グローバルCOEプログラム(GCOE),グローバルロボットアカデミア(GRA)」は,5年間のプログラムを2013年3月に終了致しました。2013年7月には5年間の活動の最終報告会を早稲田大学で開催し,盛況な報告会となりました.GCOE, GRA時代では博士後期課程の学生の自主性を育む教育方針により,アカデミアや産業界に優秀な学生を多く輩出することができました。ここで御礼を述べさせていただきます.この度,GCOE, GRA時代での教育活動,および研究活動と研究成果が文部科学省に認められまして,早稲田大学内GRA参画研究室は,2013年9月頃より「卓越した大学院拠点形成支援補助金事業」に採択される運びとなりました.この採択結果を受け,早稲田大学内GRA参画研究室は,「グローバルロボットアカデミア若手研究者委員会(Global Robot Academia Young Researcher Society)」を発足致しました.本委員会は,GCOE, GRAの活動の主旨と同様に,博士後期課程の学生が自発的に研究活動や広報活動などを行っていく委員会です.少し名称が紛らわしいですが,本委員会の略称をGCOE時代と同じく「GRA」と呼称し,GCOE時代の活動内容を引き継ぎつつ,研究活動や広報活動等を推進して参ります.ご理解と長い目でお引き立てくださいますよう,何卒よろしくお願い申し上げます.

 

  • RTフロンティアでのイベント活動報告(11月開催分)

(藤江研究室博士後期課程1年松本侑也)

11月2日(土)に昨年8月にリニューアルオープンしたRTフロンティアにおいてロボットの展示・体験イベントを開催しました。今回のイベントでは、小中学生を対象としたロボット製作体験と、藤江研究室、菅野研究室、高西研究室、小林研究室で研究されている人間支援ロボットの体験やデモを実施しました。イベントは、同日に早稲田祭が開催されていたこともあり、80名以上の大変多くの方にご来場いただくことができ、大盛況の下に終了致しました。来場者からは「早くロボットを実用化してほしい」「子供と一緒にロボットを作ることができて、とても良い機会になった」など、うれしいご意見を多数頂きました。今後も新しく発足したGRA若手研究者委員会主導の下、1ヵ月に1度ペースでロボット体験イベントを実施予定です。

 

 

  • International Conference on Intelligent Robots and Systems 2013の参加

(藤江研究室博士後期課程3年叶晶<Jing YE>)

私は11月に東京で開催された国際学会IEEE/RSJ IROS2013に参加しました。IROSは世界では最も影響力であるロボット研究に関する二つの国際学会の内の一つです。私は学会で回復期脳卒中片麻痺患者の歩行リハビリテーションのための福祉支援ロボットに関する研究成果を発表しました。全世界から福祉ロボット研究者のみではなく、他に様々なロボット研究者や技術者などが学会に集まって研究成果を発表しました。また発表だけでなく、先端福祉ロボット研究に関する検討を議題としたワークショップに参加することで、自分の視野が広げることができました。貴重な機会で、世界範囲のロボット研究に関する情報も獲得し、他研究室との交流などもでき、良い学術交流経験を得ました。この経験を活かして、今後の自分の研究活動を進めていきます。

 

  • 今後のイベント情報;グローバルロボットアカデミアシンポジウム・卓越成果報告会

2014年2月23日(日)開催予定!!
場所:早稲田大学グリーンコンピューティングセンター
講演テーマ: ~ロボット・テクノロジーの最前線~
スケジュール(仮):
①報告会・講演会: 10時~16時
②RTフロンティアのラボツアー: 16時~17時30分

皆様のご参加をお待ちしております。